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B1 物語

令和元年。クルマ文化を楽しみ、モータースポーツを楽しむ

新しい時代が始まりました。令和もどうぞよろしくお願いいたします。
みなさんにとって楽しく、幸せを感じられる時代となりますよう、お祈り申し上げます。

 

今日はちょうど5年前、このホームページ『ディーテクニックWebビルディング』を公開した記念すべき日でもあります。
今後も内容を充実すると共に7月以降、スマホからのアクセスページを中心に更に扱いやすく順次リニューアルする予定ですので、どうぞご期待ください。

令和元年、早々に開催予定のイベントは

5月4日(祝)ディーテクニック初心者向けサーキット走行会&スクール2019 in 筑波サーキットコース1000 開催

5月5日(祝)筑波サーキットフェスティバル・パーティレースⅢ東日本NDシリーズ第1戦 in 筑波サーキット

5月12日(日)OASISロードスターミーティング in 姫路セントラルパーク に出展

・5月26日(日)SCCN MAY RACE MEETING パーティレースⅢ東日本NDシリーズ第2戦 in 筑波サーキット

・7月6日(土)Toshiミーティング in ターンパイク箱根(仮名称、検討中)

・7月7日(日)RX-7 MEETING in ターンパイク箱根(仮名称、検討中)

・10月20日(日)ディーテクニック初心者向けサーキット走行会&スクール2019 in 筑波サーキットコース1000 開催

などを予定しております。


 

平成を振り返れば、日本のクルマ文化にとっても激動の時代。平成初期、私たちの好きな国産スポーツモデルのクルマは一大ブームとなり、多数のモデルが飛ぶように売れていました。ユーノスロードスター(NA)、スカイラインGT-R(R32)、フェアレディZ(Z32)、NSX(NA1)、アンフィニRX-7(FD3S)、スープラ(A80)など魅力的なモデルが多数発売になりました。その後、規制緩和による合法チューニングブームがあり、1990年代はバブルの崩壊やミニバンブームもありましたが、スポーツモデルで楽しく充実したカーライフを送ることができました。しかしスポーツモデルには人気に陰りが見え始め、2000年代に入ってくるとRX-7、シルビア、第2世代GT-R、フェアレディZ、スープラ、NSXなど気がつけばどんどん絶版になってしまい、ロードスターとS2000、MR-S、アルテッツアなどごく一部が継続生産。RX-8やフェアレディZ(Z33)、スカイライン(V35)などアプローチを変えてスポーツカーが継続されていきました。そんな2004年に私たち、ディーテクニックからはマツダロードスター(NB)新車ベースのコンプリートカー『TD-1001R』を50台限定で販売、世に送り出しました。2008年のリーマンショック、2011年の東日本大震災とその後、数年に渡ってスポーツカーにとって厳しい時代が続きました。厳しい時代の中、GT-R(R35)、フェアレディZ(Z34)、マツダロードスター(NC)、RX-8(SE3P)がスポーツカーを支え続けますが販売台数は伸び悩む状態が続きます。そんな中、RX-8が生産中止。入れ替わるようにして、2012年に86/BRZ(ZN6 / ZC6)が発売されたことで流れが変わりました。再びスポーツモデルが注目を浴び、元気のなかったチューンング市場も活気を取り戻し始めました。2015年になるとホンダS660、マツダロードスター(ND)も発売され、再び個性的なスポーツカーを選び、楽しめる時代が訪れました。2017年にはバブル期のソアラを彷彿とさせる高級ラグジュアリースポーツ、レクサスLCが発売、2018年は自動車の機会としての原点を感じさせてくれるスズキジムニーが20年ぶりのフルモデルチェンジ、2019年にはスープラ(A90)が復活発売となるなど平成の最期2019年は、昭和の時代の最期、1988年頃の情景に重なって見えます。

これからは自動運転はどうなるのか?EV化はどこまで進むのか?所有しない形態になっていくのか?自動車を取り巻く大きな変化はもうそこまで来ているのかもしれません。
一方で楽しいクルマの完成度は平成元年を彷彿とさせる状況となるのか?全く同じではないかもしれないが、日本でなければ作れない素晴らしいセンスと完成度の高いクルマが出てきそうな気配は十分に感じられます。新しい世代の技術者達が蓄積してきたものフルに投入した本気モデルを心から期待したいですし、どんなモデルが出てくるのか?今からとてもワクワクしています。

 

私たちディーテクニックも微力ながら、クルマ文化とモータースポーツを楽しむため、イベントを開催したり、同じ志を持つ業界の仲間と一緒に様々な活動でを行い、みなさんと交流して楽しんでいきたいと思いますので、今後ともよろしくお願いいたします。

 

 

 

                                    2019年5月1日   出来 利弘

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