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ディーテクニック物語

2019年、レースの技術で楽しいクルマをつくる



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新年 明けまして おめでとうございます

2019年が始まりました。

昨年の4大ニュース、

1つ目
新型ジムニーの購入


2つ目
パーティレース東日本NDシリーズ優勝
 

3つ目
NB Roadster 20th Anniversary Meeting とRX-7 40th Anniversary Meeting の開催
 

4つ目
ディーテクニック走行会&スクールでモータースポーツデビューする人が倍増

 

新型ジムニーは今まで私が毎年言い続けて来た『楽しいクルマ』の要素、『音』、『振動』、『匂い』のバランスが見事に実現され、デザインにもそれが反映されており、直感的に「これはいけるはず!」と思い、初代ユーノスロードスター購入以来、実に30年振りに衝動買いしました。運良くすぐに納車されて、すでに半年、7000km走行、『機械感』を感じながらのドライブは本当に楽しく、まさに『昭和のクルマが新車で買える』感覚です。今後も影響を受けた同じようなテイストの車が出て来てほしいと願うばかり。このクルマを乗って改めて、ドライバー自身が操る感覚、楽しさというのは不変であるということを実感しました。このまま何も変わらずに売り続けて欲しい!ジムニーとスズキに感謝の2018年でした。今年はそのオフロード性能を試せる場所へあちこち出かけて行きたいと思います。

2つ目は、26台による超接戦のパーティレース東日本NDシリーズ最終戦(筑波サーキット)の優勝。それまでも仲間と力を合わせ、参戦して来ましたが、今回は勝つために必要と思われることはお互いに意見を言い合い、チームワークとセッティングが上手くいきました。ドライビングも現代のタイヤ、クルマに合わせて改善して挑みました。今年も継続参戦し、レース用車両に役立つオリジナルパーツの開発、販売も行ないます。


3つ目は、それぞれパート2も開催と小早川隆治さん、立花啓毅さん、貴島孝雄さん、小野隆さん、マツダOBゲストのみなさんにもご協力いただき、無事イベント開催できました。『モノ創り文化継承』のイベントはロードスターとロータリー車のミーティング企画や今後は他車でも様々な文化活動を行っていく予定です。

 

4つ目は、2000年から続けて来た初心者向けサーキット走行会でサーキットデビューする人、ジムカーナ場での基礎練習会でモータースポーツデビューする人が増えて来たこと。これはとても嬉しいことです。今年も5月4日と10月20日に筑波サーキットコース1000、4月12日(金)筑波サーキットジムカーナ場で練習会を開催し、底辺となる活動を充実させます。更に4月13日(土)筑波サーキットコース2000で走行会主催し、楽しく安全に走れる環境を作っていきます。

 

昨年、クルマで感じたこと・・・自動運転技術に向かって着実にいろいろな技術が進化して、ドライブレコーダーの装着率が急激に増えて、車を購入ではなく、残価設定ローン、リースやカーシェアリングなど所有形態が本当に変化するのではないか?と思えるような周辺状況の変化を感じた1年でした。
一方、『楽しいクルマ』が増えてほしいと願ってきましたが、ジムニーはもちろん、N-VAN、CX-8、ボルボXC40、クラウン、カローラなど注目の完成度、楽しさを感じられるクルマが比較的購入を検討できる価格帯で次々と登場し、話題を集めたこと。今年登場するスープラ、アクセラのモデルチェンジなど考えるだけでも楽しみな車種がいっぱいです。他にもどんなクルマが出てくるのか?今からとても楽しみです。

またNBロードスターの新車ベースでコンプリートカーとして2004年に発売した『TD-1001R』が今年は15周年。NBはドラテク向上のためのクルマとしてもシンプルで理想的なFR車の1台です。TDにとっても記念すべき年ですので何か活動や提案ができればと思っています。

私の仕事は今は大きく分けて5つの仕事を並行して行っています。1つ目はこのホームページ『ディーテクニックWebビルディング』の熟成、2つ目は雑誌などの執筆業、3つ目は運転を教える仕事、4つ目はこれまでの経験を活かした企業に対するコンサルティング、5つ目はこれも今までの経験を活かしたお客様のカーコンシェルジュの仕事、車両メンテナンスやチューニング作業のコンサルティングまたはコーディネート、新車中古車販売などクルマに関する全てのことを相談を受けています。
どうして複数の仕事を並行して行うのか?それは『最高の仕事をするため』です。5つの世界を行き来することで多くの方と出会い、刺激をもらうことで、
私は心をいつも『フレッシュで高いモチベーションを持って仕事に挑む』ことが出来ています。それは一つのことに長い時間をかけられないからこそ、厳選して特別なものを届けて行きたいという思いとなり、自分の目指す理想に近いものを生み出す原動力となっていると感じています。

複雑な時代に複雑な仕事をしているようですが、私の場合は心はシンプルで、仕事を楽しみながら毎日を過ごせています。仕事への向き合い方は人それぞれ。私は私のやり方でベストを尽くし、このスタイルでよかったと思えるように精進し、更にいろんな企画の提案や仕事をしていきたいと思いますので、今年もどうぞよろしくお願いいたします。

 

                                    2019年1月1日   出来 利弘

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