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2023年1月

2023年、「活気のある」新しい年がはじまりました



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新年 明けまして おめでとうございます

2023年が始まりました。ここ数年で最も活気のある新年に感じていますが、みなさん、いかがお過ごしでしょうか。

昨年の3大ニュース、

1. 『自分のクルマと対話して、運転が上手くなる走行会』、『ディーテクニック初心者向けドラテク特訓2DAYS』 、
  『筑波セブンデイ(RX-7ミーティング)』を筑波サーキットで開催
  

2. 『NA/NB ROADSTER 保存会 Meeting』 と『歴代マツダ車 Meeting』をターンパイク箱根で開催

 

3. 『ディーテクニックWebビルディング(ホームページ)』の有効活用

 

RX-8は発売されてから20年が経ちますね。何かミーティングイベントが出来ないか考えてみたいと思います。

昨年もコロナウイルス感染拡大によって、ディーテクニックのクラブ活動的に楽しんできたミーティングや走行会の開催を中止せざるを得ない状況がありましたが、みなさんのご意見を伺いながら、そんな中でもいくつかを開催し、私たちが残していきたい自動車文化継承活動を行うことができました。今年も平日開催イベントを加えて、楽しめる機会を増やしていきたいと考えております。

一方、早くからWeb中心へと移行して、8年目を迎えたこの『ディーテクニックWebビルディング(ホームページ)』はスマートフォン専用サイトも連動し、多くの方に見ていただき、実際にリアルで会わなくても気軽にEメールやメッセージで相談を受けたり、情報交換、意見交換をして企画を進めたりといった事がより活発に行われました。2011年から方針転換でオンラインショップとEメール相談、リモート商談を中心にやってきましたが、時代の変化、流れが同じ方向に変わリ、おかげさまでWebビルディングは活気のある状況が続いております。facebookやイベントレポートなども出来るだけアップできるように努力していきたいと思いますので、引き続きよろしくお願い致します。

そして今年も引き続き、若い人やこれからモータースポーツを始める方でも楽しく安全に走れる環境作りを目指していきます。
ソーシャルディスタンスを保ち、安全、安心な中でもクルマとのドライブ、仲間との交流を楽しめる機会を作っていけるよう、様々なアイデアでイベント企画していきたいと思います。

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またNA、NBロードスターをエンジン、シャシー、内外装などレストア、リフレッシュするための企画を進めています。
最近はTDチューンのエンジンオーバーホール、サスペンションやブッシュ交換、ボディのオールペイントをされる方が増えています。

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TD-1001R(NB6C)デモカーを使い仕上げたオリジナルのTD車高調サスペンションキットが完成し、たくさんの車両に装着していただきました。NC用、ND用も製作し、何台かにご使用いただいております。またNB用のセンターコンソールカーペット(遮熱、遮音のため)のループカーペットキットをロングタイプ、ショートタイプ共に販売可能となり、アルミサイドブレーキグリップ、本革サイドブレーキブーツも発売、本革巻きのシフトノブやサイドブレーキグリップも新たに再企画するなど様々なリフレッシュパーツなど開発しております。

NA、NBロードスターでリフレッシュ、レストアをご検討中の方は是非、ご相談ください。

 

昨年クルマで感じたこと・・・新車は半導体不足で供給が遅れ、車種によっては何年も待たなくてはならなくなりました。特に「最後の内燃機関のスポーツカーを新車で購入しておきたい」と考える人たちで人気に火がついたスポーツカーたち。新型フェアレディZ(RZ34)は発売前に受注停止となったのをはじめ、新型シビックタイプR、ポルシェなど輸入車スポーツカーも納期が何年もかかるなど、とても長くなっている状況です。80's-90'Sのスポーツカーを中心に中古車の価格高騰も目立っています。NA、NBロードスターもこの3年で約2倍になりました。最後に「ピュアな内燃機関のスポーツカーを乗りたい」というブームはしばらく続きそうです。

日産サクラ/三菱ekクロスEV がEVの特徴を活かし、軽くてバッテリーが小さく、安い「EV軽」を提案し、2022-2023 日本カー・オブ・ザ・イヤーに輝くなど、EV化への波がいよいよ押し寄せてくる感じがしますが結局、EVは軽自動車やコンパクトカーか、800万円以上するような大型高級車で普及することはあっても300万円から800万円以下に入る領域の中間価格帯では普及せず、ハイブリッド主流が続くのではないかと思います。今のディーゼル車とちょうど同じくらいの比率までEVは普及すると思いますが、そこから先はコストやインフラなどかなり時間がかかりながらジワジワと増えるか、途中で止まるのか、じっくり見守っていきたいと思います。

EV化の波がそこまで来ているとしても『鼓動』を感じられる内燃機関エンジンを楽しみ、『クルマとしての本質』、『人にとってクルマとは何なのか?』といったことを私たちは今こそ考えて、楽しんでいきたいと思います。

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昨年は1月下旬から、蔓延防止等の宣言が度重なり、遊びに出かけたり、友人と会うことができませんでした。今年はどうなるかわかりませんが、感染防止はより一層強化し、イベントは減らしながら、楽しいことたくさん提案したいと考えています。
趣味に没頭していると時間なんてすぐに過ぎていくものです。愛車は私たちの心を癒し、時に刺激を与え、楽しませてくれる相棒です。どうかこの機会にご自身でメンテナンスをされたり、洗車をしたり、ご近所をちょっとドライブしたりして楽しく、心穏やかに過ごしてください。

またこうしてWebで記事を読んだり、EメールやSNSで交流することはできます。私もまだ書いていないイベントレポート、歴代の愛車インプレッション、ディーテクニックWebビルディングの充実など温存していたものに執筆時間を使い、みなさんに楽しんでいただけるようWebビルディングを充実させていきたいと思います。

そして春にはサーキット走行会やミーティングなど、みなさんとご一緒できることを祈っております。その日まで、また色々とイベント企画をして参りたいと思いますので、本年もどうぞよろしくお願いいたします。

                                      2023年1月1日   出来 利弘