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新型デミオが2014-2015日本カー・オブ・ザ・イヤーを受賞

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新型デミオが『2014-2015 日本カー・オブ・ザ・イヤー』を受賞した。
『コンパクトカーの常識を打ち破る』をコンセプトに妥協のない内外装のデザイン、妥協のない走りの性能の追求を行ったモデルだ。

最も注目は1.5ℓのディーゼルターボエンジン。ビックトルクによる余裕の走りと燃費性能を両立。5ナンバーコンパクトとは思えない長距離ドライブでの快適性能、魂動デザインによる躍動的なフォルム、センターメーター、ソフトパッドなどを使用した質感の高いインテリアデザインなどこれまでコンパクトカーで妥協されてきた性能、デザイン、質感が盛り込まれている。
それら全てを装備したグレードでも200万円を切る価格設定など、とても魅力的だ。20141013153758.JPG

 

CX-5、アテンザ、アクセラとマツダは3連続ヒットを飛ばし、好調をアピールしてきたマツダだが、この3兄弟はいずれも3ナンバーで大きめのサイズ。注目の2.2ℓディーゼルターボのモデルは実質300万円クラスだったので、ボディサイズと価格の問題から購入を諦めていたユーザーも多いはず。そういった意味では5ナンバーサイズ、200万円以下のデミオが『初めて購入検討できる新しいマツダ車』というユーザーも多いのではないか。日本のユーザーに求められていたところにピンポイントで投入された商品。SKYACTIVテクノロジーを投入し、エコと走りの楽しさの両立を目指すマツダ車の躍進はこれからなのかもしれない。
デミオの2014-2015日本カー・オブ・ザ・イヤー受賞が『国産プレミアムコンパクト』のライバルを多数生み出すきっかけとなるのか!?今後のコンパクトカーの動きから目が離せない。

 

自動車研究家 
出来 利弘

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