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走行会&ドラインビングスクール

ディーテクニック初心者向けドラテク基礎練習& スクール in 筑波サーキットジムカーナ場

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「サーキット走行、スポーツ走行をもっと安全に高い次元で楽しんでほしい!」との思いから2002年よりスタートしたディーテクニック主催の『初心者向けドラテク基礎練習&スクール in 筑波サーキットジムカーナ場』は15回以上の開催実績のある初心者向けに特化したジムカーナ場の広場を使ってのドライビングスクールです。講師はディーテクニックの出来利弘が務めさせていただきます

 

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筑波サーキットジムカーナ場のゲートオープンは6時30分(1月、2月は7時30分)です。到着したら、スタッフの指示に従ってクルマを駐車してから走るのに不要な荷物、工具、フロアマットなどを降ろし、走行準備を行ってください。貴重品と食料は車内に保管してください(カラスが奪いにきます!)。

コミュニケーションはモータースポーツにとってとても大切なものです。ディーテクニック練習会&スクール参加のみなさんはモータースポーツを愛する仲間ですので積極的に話しかけ、交流を深めてください。初心者同士、自己紹介、クルマを紹介しあい、声をかけあって準備しましょう。

 

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7時〜7時30分
受付をジムカーナ場1階の事務所にて行います。ゼッケンや基礎練習コース図など受け取り、タイヤの増し締め、空気圧の調整など車両の準備、点検を行ってください。ライト類のテーピングは不要です

 

7時30分〜8時
ブリービングとドラテク座学講習。何に気をつけ、どんなテーマで走るべきか、ドライビングの基礎を今一度確認します。

 

 

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8時 基礎練習 A パイロンスラローム特訓 

パイロンが並べられた安全なコースで『自分のクルマ』の挙動を学びます。
スラロームコースでは、タイヤのグリップ、サスペンションの動き、ダンパーの動きのタイミング、アンダーステア、オーバーステアを体感してもらいます。

自分のクルマの特性を掴み、慣性でどこでも自在にリヤを振り出し、旋回モードに入る瞬間のコツを掴んでください。

 

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8時 基礎練習 B サイドターン(180度ターン)特訓

パイロンに対してブレーキング、ブレーキリリースからのターンインで90度(直角)コーナリングを徹底練習しながら、180度ターンを攻略。ステアリングは素早い切り増し、切り戻しを素早く大きく反復練習します。

サイドターンを練習したい方にサイドブレーキの引くタイミング、降ろすタイミングなど座学で細かく指導します。テールスライド、カウンターステア(逆ハンドル)などタイヤのグリップの限界を知り、リヤを意図的に降り出した後の対処法の練習。サーキットや一般道でのコーナリングの仕方、危険回避に大きな効果を発揮します

 

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10時 基礎練習 C フルブレーキング特訓

パイロンに対してABS作動寸前(ロック寸前)のフルブレーキングを反復練習します。スポーツ走行時のブレーキングにとって最も大切なペダルの踏み替えスピード
、初期踏力の立ち上げをチェック。第2段階ではそこからのブレーキリリース、そしてターンインで90度(直角)コーナリングを熟成していきます。

反復練習によるブレーキングテクニック基礎技術の向上は初心者だけでなく、エキスパートにもとても有効。タイムアップの鍵を握るだけではなく、危険回避にも大きな武器となります。

 

 

 

 

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10時 基礎練習 D ソックスターン特訓

パイロンを舐めるようにコーナリング姿勢を作るステアリング操作を学ぶための特訓。早めのステアリング操作による『公転』が思い通りのクルマの『自転』を生みだす。その効果を体感してもらう。

反復練習により、オーバーステア状態を体感、会得したら、『自分のクルマ』に合わせたステアリング操作とアクセルオフ、ブレーキングなどを使い、ヨーコントロール・テクニックを身につけてもらう。

 

 

 

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基礎練習中は講師が参加者のドライビングをチェックしています。オーナーを助手席に乗せた『同乗走行』、講師が助手席に乗ってアドバイスする『逆同乗走行』も行います。講師からも声がけしますが、ご希望の方は積極的に自分から声をかけ、ドラテク向上にを心がけてください(同乗希望ない方は断っていただいてもまったく問題ございません)。

同乗走行ではGのかかり方に注目です。4輪の接地感、特に外側のリヤタイヤのスライド/ グリップを感じながら講師の操作を見てみましょう。ステアリングの切り始める位置、操作の仕方、アクセルからブレーキへの踏み替え方、ブレーキのかけ方、そして抜き方、加速時のアクセルワークなど自分でイメージしていたものと同じか、それとも違っているかを見極め、有効なものはどんどん取り入れていきましょう。自分のクルマでドライブしたり、同乗走行を体感したりを繰り返せば、きっと何かが解るはず。

またジムカーナ場では『参加者同士の同乗走行』もOKです。
ただし!必ずヘルメット長袖、長ズボン、グローブ、シューズ着用。乗員のいる側のサイドウインドは閉め、シートベルトをしてください。

 

 

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12時〜13時
受付場所でお昼のお弁当をお渡しします。
休憩後には質疑応答を行い、走りの疑問を解決していきます。

 

 

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13時〜14時 コース走行(タイム計測付き)

お昼休みに完熟歩行を行いコースを覚えます。

午後はいよいよコースを走行。ブレーキング、スラローム、180度ターンなど基礎練習の効果を確かめるコースを設定。ジムカーナコースというよりもサーキットへのテクニックが応用できるように高速区間を設け、クルマの自然な挙動を生み出しやすいコース設定としています。
14時以降、自身のドラテク向上率の
参考に光電管によるタイム計測を行い、競技参加気分で走行を楽しんでいただきます。

 

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14時〜16時 コース走行(タイム計測付き)

自身のドラテク向上率の参考に光電管によるタイム計測を行います。タイムはあくまで参考ですので自身の目安としてください。

タイム計測によって基準ができるため、競技参加気分で走行を楽しんでいただきます。

 

ディーテクニック練習会&スクールでは少なめの台数とすることで一人一人のドライビングをしっかりと見つめ、参加者全員の質問に答え、同乗走行できるように心がけています。

ドライビングアドバイザーがオーナーの車両を運転して、オーナーを助手席に乗せての同乗走行を行うことによって、ライン取りやクルマの旋回する感覚を掴んで、ドラテク向上に役立てていただけます(同乗走行はご自身の走行時間以外の時間も使って行いますので、走行時間はあまり削られません)。

走行後は閉会式、反省会を行い、解散となります。

ディーテクニック練習会&スクールに参加し、楽しみにながらドライビングテクニックを上達させ、クルマを意のままに動かせるきっかけを掴んでいただければと思います。ドライビングがこれまで以上に楽しくなり、帰り道からクルマと一体感のある走り、安心感に溢れるドライブフィールが持てたといった感想もいただいております。安全で的確なドラテクを手に入れ、愛車とのスポーツドライビング、サーキット走行などに役立ていただければ幸いです。

みなさんと一緒にドラテク向上を目指し、ご一緒出来る機会を楽しみにご参加お待ちしております。

 

ディーテクニック 
出来 利弘

 

※次回開催は2018年12月1日(土)ディーテクニック初心者向けドラテク基礎練習&スクール2018 in 筑波サーキットジムカーナ場

http://www.d-technique.co.jp/magazine/2018/07/121-2018-in.php